秋月―神前間が供用開始 松島本渡線整備
和歌山市の都市計画道路松島本渡線の秋月から神前までの区間が29日午前7時、供用が開始された。
開通区間の長さは1136㍍(暫定4車線)。紀の国わかやま国体・大会までの供用開始を目指し工事が進められていた。同線は7月31日に、同市和田地区内の和田川大橋を含む区間が開通しており、今回の供用で秋月から和田までの約3㌔がつながった。阪和自動車道和歌山インターチェンジ(IC)へのアクセスの向上と、交通量の分散により宮街道をはじめ市内の交通渋滞の緩和が期待される。
市内では今後、今月31日午後3時に都市計画道路南港山東線の秋葉町から塩屋の520㍍(暫定2車線)、9月18日同時刻に都市計画道路市駅和佐線の出水から鳴神の610㍍(暫定3車線)の供用開始が予定されている。