国体デモのカローリングで交流、熱戦

紀の国わかやま国体デモンストレーションスポーツの「カローリング」が6日、海南市の市民総合体育館で開かれ、県民でつくる40チーム(約130人)がカローリングで交流を深めながら熱戦を展開した。

氷上のカーリングを床面でもできるように考案されたスポーツ。1チーム3~4人で構成され、この日は10ブロックに分かれて試合を行った。

参加者はカーリングでいうストーン「ジェットローラー」を11㍍離れたポイントゾーンを目掛けてスローし、獲得点数の高い中心部を狙った。

結果、3試合の総合点数で順位を決める総合優勝に下津東チーム(岡和代さん、田伏圭子さん、塩谷博子さん)が輝いた。

優勝盾を受け取った岡さん(71)は「練習はいつもしてなくてぶっつけ本番なので優勝できてうれしい」と笑顔を弾ませた。市カローリング協会の瀬川禎彦会長(80)は「スポーツを通して皆さんに元気を付けてもらいたいですね」と話していた。

総合2位以下と各ブロック1位(総合受賞チーム除く)の10チームは次の通り。

総合=②合同チーム③下津A▽ブロック=きいちゃんフレンズ、うつみB、うつみC、スマイル、大野B、ダークホース、加美、ファイト・ラブ、船尾、港スポーツクラブ

ポイントゾーンを目掛けてスローする参加者

ポイントゾーンを目掛けてスローする参加者