成年女子が3位、少年女子は5位 柔道
柔道は3日、和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブで開幕し、国際大会で優勝経験もある山部佳苗(24)=㈱ミキハウス=ら成年女子の県代表が3位決定戦に進み、茨城を3―0で下して表彰台を決めた。少年女子は準々決勝で敗れ5位入賞、少年男子は2回戦で敗退した。
成年女子は準決勝の埼玉戦、先鋒が優勢負け、中堅・大将がともに引き分けにより1―0で悔しい敗戦。
その悔しさをバネに臨んだ茨城戦は、先鋒の小松柔(23)=白馬中教員=が開始2分29秒で横四方固で一本を取ると、中堅の橋ルイ(23)=県庁=は試合終了間際に腕挫十字固で一本。大将の山部も、開始37秒で豪快な払腰を決め、一本勝ちで会場を沸かせた。
少年女子は2回戦の茨城戦で代表戦までもつれたが、山本七海(17)=紀央館高3年=が有効を取り優勢勝ち。準々決勝に駒を進めたが、福岡に2―0で敗れ涙をのんだ。
5人で争う少年男子は、2回戦で愛知と対戦し、中堅の藤永虎之介(17)=箕島高3年=が大内刈りで一本を取るも、その他の試合は厳しい展開が続き、3―1で負けた。