「利用証制度」開始へ 障害者駐車区画
障害者用駐車区画などの適正利用を図ろうと、県は来年1月25日から、利用証制度(パーキングパーミット制度)をスタートさせる。駐車区画の利用者は、県が交付する利用証を外から分かるように車内ルームミラーに掲示。利用対象者を明確にすることで適正利用を推進する。
障害者、難病患者、高齢者、妊産婦、けが人など、移動に配慮が必要な人のための「障害者等用駐車区画」(車いす使用者用駐車区画、ゆずりあい駐車区画)の適正利用を図るもの。制度開始後、利用証のない車が駐車していた場合には声を掛けて協力を呼び掛けていく。
利用証は、利用期間が長期となる障害者、難病患者、高齢者などに交付する青色(5年更新)と、利用期間が短期間の妊産婦、けが人などに交付する緑色(利用1年以内)の2種類がある。
同制度は11月現在32府県で運用されており、利用証はそのどの府県でも利用できる。
利用証の交付手続きは今月から、県庁障害福祉課と、各振興局の健康福祉部及び支所で開始している。手続きには交付申請書や確認書類が必要で、詳しくは同課ホームページ(http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040400/)で確認できる。
問い合わせは同課(℡073・441・2532)まで。