年賀状の受付始まる 中央局でセレモニー
2016年の年賀状受け付けが15日、全国の郵便局で一斉に始まった。
和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局でも開始セレモニーが行われ、年賀はがきを手にした市立岡山幼稚園の園児たちが、家族に伝えたい思いを年賀状に託した。
式典では奥村嘉教局長が「年賀状は大切な方への一年で最初の贈り物。一通一通に込められた大切な思いを、元旦に一通でも多くお届けできるよう取り組んでまいります」とあいさつ。
紀の国わかやま国体・大会で活躍した県のマスコット「きいちゃん」も駆け付け、園児たちの合唱や、NPO紀州お祭りプロジェクト「おどるんや」合同連によるよさこい演舞でセレモニー。くす玉を割って華やかに祝った。
園児たちは色紙で、えとの申(さる)にちなんだデザインをはがきに貼り、父や母に宛てた年賀状を大事そうにポストに投函(とうかん)。高瀬咲子ちゃん(4)は「お母さんに『発表会を見に来てくれてありがとう』って思いながら書いた」と笑顔だった。
昨年同局が元日に配達した年賀状は約380万通。ことしは約360万通を見込んでおり、「元日に届けるため、25日までの投函を」と呼び掛けている。