海南市と自動車学校が災害時支援協定結ぶ

 海南市と自動車学校「ドライビング・スクールかいなん」(同市且来)は11日、災害支援に関する協定を締結した。災害時、同学校は臨時避難所を設けるなどの協力を行う。

 今後発生するとされている南海トラフ巨大地震による災害に備えるため、市が企業や団体に支援の協力を求める協定で、今回で68件目になる。災害時に同学校は宿舎を避難場所として設ける他、車両、燃料、人員などの支援をしていく。

 締結式は市長室で行われ、神出政巳市長、同学校を運営する㈱エース産業の堀川直行代表取締役が出席。協定書にサインを交わし、神出市長は「締結させていただくことにより、災害時の避難所、避難場所の充実や車両による機動力、輸送力が一層充実し、大変心強い」と感謝した。

協定書にサインする堀川代表㊧と神出市長

協定書にサインする堀川代表㊧と神出市長