クラシノソコアゲ 連合和歌山がキャンペ
来年の参院選に向け、連合和歌山(小林茂会長)は16日朝、連合が今月スタートさせた「クラシノソコアゲ応援団! 2016RENGOキャンペーン」の年末街宣行動を和歌山市のJR和歌山駅前で行った。
連合ではこれまで2年間実施してきた「STOP THE格差社会! 暮らしの底上げ」キャンペーンの訴えが国民に広がっていないとし、国民の理解を得るために働く者を中心とした訴えをしていこうと、新キャンペーンを来年7月まで展開していく。
今回は①「底上げ・底支え」「格差是正」で経済の好循環②「安全・安心のセーフティネットの構築!」③「全ての人にディーセント・ワーク、すなわち働きがいのある人間らしい仕事を実現!」④「健全な民主主義を取り戻そう!」――を基本的な考え方としている。
駅前では役員約20人が駅利用者らにティッシュなどを配り、東郷隆文事務局長(59)がマイクを握って支持を呼び掛けた。東郷事務局長は「国会を一強多弱ではなく二大政党に近い、あるいは労働者のための意見が通るように国会議員を増やさなければならない。参院選で民主党政権に近い形の野党が増え、健全な民主主義の議会運営ができるようにしたい」と話している。