ビオトープ孟子に寄付 あいおいニッセイ
環境保護活動などに取り組む団体の活動を支援するため、あいおいニッセイ同和損害保険㈱和歌山支店(和歌山市三木町中ノ丁、五十嵐義之支店長)は17日、NPO法人自然回復を試みる会・ビオトープ孟子(北原敏秀理事長)に寄付金20万7290円を贈った。
同社(本社・東京都、鈴木久仁社長)は地域・社会貢献の一環として、紙の削減を推進するため「Web約款」を導入。Web約款を選択した件数に応じて、削減できたコストを環境保護活動を行う団体や東日本大震災の被災地などに寄付している。
同NPOは、海南市の孟子不動谷を拠点に環境保全や子どもたちに里山の魅力を伝えるイベントを開くなどの活動を展開。平成21年には日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に活動が登録された。
同日、寄付金の贈呈式が海南市大野中のわんぱく公園で行われ、五十嵐支店長(52)は「これからも環境に優しい活動を続けてほしい」と願いを込め、北原理事長(67)に贈呈した。
北原理事長は「未来遺産として100年後までいまの環境を守り、受け継いでいかなければいけない。寄付金は活動の励みになります。自然の中で子どもたちが力強く育っていけばうれしい」と感謝した。