紀の川愛綱会が連覇 県綱引き選手権大会
紀陽銀行杯第33回県綱引選手権大会(県綱引連盟主催)が1月31日、紀の川市貴志川町の貴志川体育館で開かれた。選手権男子の部は紀の川愛綱会(紀の川市)が連覇を達成し、2年連続となる全国切符を獲得した。同女子の部はちょーどりーず(同)が出場1チームの不戦勝で優勝を飾り、5年連続の全国行きを決めた。
大会には同部男子4、女子1、一般の部男子18、同女子9、少年女子の部1、ジュニアの部9、ことしから導入された5人引きの部に28チームが出場。予選リーグ(選手権の部女子と少年女子の部を除く)の後、決勝トーナメントを行った。
選手権の部男子の決勝は、連覇を狙う紀の川愛綱会ともっこり綱引部(和歌山市)が対決。昨年に続く同一カードとなった決勝は激戦となった。第1セット序盤、もっこり綱引部が優勢に試合を進めたが、両チームともに3回の反則があり、ドローゲーム。仕切り直しとなった同セットは、紀の川愛綱会が底力を見せつけて奪取。優勝に王手をかけた。
第2セットは、勢いで勝る紀の川愛綱会が序盤から優勢に試合を展開。粘るもっこり綱引部を退け、有終の美を飾った。
野村馨監督(58)は「厳しい試合だったが、優勝できて感無量。全国では精いっぱい戦いたい」と話した。ちょーどりーずの千田敏也監督(50)は「前回のベスト8を上回るベスト4を目指したい」と意気込んだ。全日本綱引選手権大会は3月6日、東京都で開かれる。
大会結果は次の通り。
【男子】 〔選手権の部〕①紀の川愛綱会②もっこり綱引部③西山勝手連(紀の川市)〔一般の部〕①破顔BULLS(和歌山市)②しげたまん2号(紀の川市)③エステル'S(和歌山市)
【女子】 〔選手権の部〕①ちょーどりーず〔一般女子の部〕①N’S(和歌山市)②プリティグーニャン(同)③WKB Tug of Warレディース(九度山町)〔少年女子の部〕①貴志川ストロベリーズ(紀の川市)
【ジュニアの部】①健心館畠中道場A(和歌山市)②振勇義館(同)③宮前ミニオンズ男気剣道クラブ(同)
【5人引きの部】①南海ひっぱれ隊(和歌山市)②淺川ムック組(同)③ぷるぷる(紀の川市)