欧州で県の山椒PR 8日にイベント

近年、欧州で注目度が高まる山椒などの県産食材をPRしようと、県は8日、「プロモーションイベント~和歌山の香りを味わう~」をベルギーのフレンチレストラン「SEINO」で開く。

県によると、山椒は欧州にはない香辛料として、シェフやパティシエの間で人気が高まりつつあり、食品バイヤーの注目度もここ数年、際立ったものがあるという。

イベントには、ミシュラン星付きシェフ、ショコラティエ、現地バイヤー、料理研究家ら約40人を招き、山椒加工品を扱う山本勝之助商店(海南市)、かんじゃ山椒園(有田川町)の2社が出展。山椒の他、ユズやジャバラなどの柑橘加工品、梅干しなどを使った料理を提案し、県産食品の魅力を発信、ブランド化を目指す。

イベント後は現地市場調査、ドイツのチョコレートメーカー、フランスのスパイスメーカーなどを訪問し、現地の業界事情を収集しながら山椒のPRを行う。