保険料率10%に引き上げ 県内協会けんぽ
中小事業所などが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)和歌山支部(東誠支部長)は10日、ことし3月分(同4月納付分)保険料から、現在の保険料率9・97%を0・03㌽引き上げ、10・00%にすることが決定したと発表した。10%台は2年ぶり。
ことし1月29日の同協会本部の運営委員会で都道府県別の保険料率の決定が了承され、2月8日付で厚生労働大臣の認可を受けた。
保険料率引き上げの主な理由は、医療給付費が前年度比3・2%伸びたこと。今回の改定により、月収26万円の人のケースで、1カ月当たりの保険料額は78円増の2万6000円となり、労使折半後は1万3000円となる。