21日「市町村対抗ジュニア駅伝」開催

第15回県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会が21日、紀三井寺公園陸上競技場スタート・県庁前ゴール(マリーナシティー経由)とする10区間21・1㌔で開かれる。各市町村の代表となる小中学生が、タスキをつなぎ熱い戦いを繰り広げるが、大会を1週間後に控えた14日は、2年連続6回目の優勝を目指す地元和歌山市をはじめ、昨年3連覇を阻まれた雪辱に燃える田辺市や印南町など有力チームが次々と紀三井寺公園に集合。試走を兼ねてコースの下見も入念に行われ、他チームとのニアミスが、より大会ムードを盛り上げていた。 前回のチャンピオン和歌山市も、早朝の試走を終え、公園内で小学生たちがタスキを渡す練習に汗を流していた。走るだけでなく、駅伝には欠かせないタスキをつなぐ動作は、記録アップ、順位アップにも重要で、混戦の場合も想定しながらコーチが、より効果的な渡し方をアドバイス。選手たちは、渡す、受け取る両方の練習を繰り返し一生懸命だった。

大会には、人口減により7年連続不参加となった北山村を除く代表29チームとオープン15チームが参加する。オープンでは和歌山市と海南市、田辺市が2チーム編成で臨み、橋本市、有田市、紀の川市、岩出市、紀美野町、湯浅町、有田川町、日高川町、串本町がそれぞれ1チーム編成する。

スタートは午前11時で、各区間のコースは次の通り。

◇第1区=3㌔(中学男子)紀三井寺公園陸上競技場~浜の宮海水浴場前バス停◇第2区=1・7㌔(中学女子)同バス停~マリーナシティ◇第3区=1・6㌔(小学女子)マリーナシティ~浜の宮海水浴場北側入口◇第4区=1・9㌔(中学女子)同入口~名草大橋南詰◇第5区=2・2㌔(中学男子)同南詰~片男波公園◇第6区=1・4㌔(小学女子)同公園~新和歌浦バス停◇第7区=1・7㌔(小学男子)同バス停~わかうら園◇第8区=2・5㌔(中学女子)わかうら園~養翠園◇第9区=2・0㌔(小学男子)養翠園~西浜広場◇第10区=3・1㌔(中学男子)西浜広場~県庁前

タスキをつなぐ練習を繰り返す和歌山市代表(小学生)

タスキをつなぐ練習を繰り返す和歌山市代表(小学生)