「まちなかピクニック」盛況 ぶらくり
こだわりの手作り雑貨や有機野菜などのさまざまな店が集まるイベント「ポポロハスマーケット」が8日、和歌山市のぶらくり丁、中ぶらくり丁両商店街で開かれ、親子連れら多くの来場者でにぎわった。
「ポポロハスマーケット」のポポロはイタリア語で市民・民衆、ロハスは健康と環境、持続可能な社会生活を心掛ける生活スタイルを意味する。市が開催した遊休不動産を活用したまちづくりを考える「リノベーションスクール@和歌山」での提案を基におととしから始まり、現在は毎月第2日曜日の恒例イベントとして定着している。
今回は約80店が参加し、日用品やアクセサリー、グルメ、食材など多彩な物品が並んだ。テーマは「まちなかピクニック」とし、芝生を敷き詰めたスペースを設け、食事をしたり、ハンモックに揺られたり、ヤギとふれあったり、ピクニック気分を満喫。デコ巻きずしのワークショップや木のブロック広場などには子どもたちが集まって楽しんでいた。
また、熊本地震を受けて、熊本・大分地方の郷土料理「だご汁」の販売なども行い、売上は全額寄付された。地震の恐ろしさを知ってもらおうと、地震体験車も登場した。