和商が大会新Vで全国へ 高校ワープロ競技
ワープロで文字を打つ速さと正確さを競う「県高校ワープロ競技大会」が県立和歌山商業高校(和歌山市砂山)で開かれ、個人部門で3年生の辻井梨帆さん(17)さん、団体部門で辻井さんを含む同校ワープロ部の3人が優勝した。3人は8月6日に東京で開かれる全国大会に出場する。
辻井さんは1738文字、団体部門は辻井さん、柴田美咲さん(17)、畦地佑香さん(17)の3人で計4945文字を打ち、ともに大会新記録だった。
県大会には県内9校81人が参加。10分間で問題の原稿を正確に、どれだけ入力できるかを競った。
選手はディスプレー横の原稿台に原稿を設置。ディスプレーの下にブロックを置いて見やすい高さに調節する選手もいた。「始め」の合図で一斉にスタートし、制限時間いっぱいまで打った。その後、審査委員らで脱字や書式設定などのミスをチェックした。
辻井さんは「問題がいつもより打ちやすかったのと、顧問の先生の熱心な指導のおかげで優勝できた」。全国大会に向け、顧問の加藤保雄教諭は「入賞目指して頑張ってほしい。目標をクリアし、高校生活の良い思い出になれば」と期待している。