丹精込めた木彫り 11日まで海南で展覧会
丹精込めて彫られた仏像などの木彫り作品約80点が並ぶ「平成28年度12回海南・紀美野教室木彫り展」が11日まで、海南市日方の市中央公民館(市民会館)で開かれている。
同館と紀美野町の中央公民館(動木)で開かれている木彫り教室「親木会」の年1回の作品展。木目や色合いの違う榀(しな)、備長ヒノキ、クスなど木材の特徴を生かして制作された不動明王や観音をはじめ、ブローチや表札、フクロウといった生徒40人の作品が展示されている。
数年かけた真心のこもった作品や、制作段階の作品がずらり。同会主宰の村井照念さん(78)は「作品を見てすがすがしい気持ちになってもらえれば」と来場を呼び掛けている。
11日は午前9時から午後4時まで。