リーヴォPT立ち上げへ  市議会で尾花市長

Jリーグ入りを目指し、サッカー関西リーグ1部で快進撃を続けるアルテリーヴォ和歌山について、和歌山市の尾花市長は16日、Jリーグ参入の要件を行政面で満たすことができるかを検討するため、「まずは庁内にプロジェクトチームを立ち上げる」との考えを示した。

山本宏一議員(至政クラブ)の市議会9月定例会の一般質問に答えた。

尾花市長の答弁によると、同チームがJリーグに参加するためには、「Jリーグ100年構想クラブ規定をクリアし、認定される」「(観客収容5000人以上など)J3スタジアム要件審査に合格する」「J3ライセンス審査に合格する」――などの条件のクリアが必要という。

行政負担について尾花市長は、「スタジアムにかかる整備経費や施設の維持管理経費の将来的な推移と負担や、ホームタウンとなっている他都市の状況などについて、さまざまな角度から分析や調査をする」とした上で、「早急に県や近隣市の関係団体との話し合いが持てるように取り組んでいきたい」と前向きに答弁した。