青色パトカーで防犯巡回 海南署管内導入

 安心安全なまちづくりを進めようと、海南管内29社が加盟する海南地区職場・警察・青少年センター連絡協議会(宇恵弘純会長)は20日、新たに青色回転灯の白黒ツートンパトロール専用車を導入したことを記念して、出発式を行った。

 式には、協議会の職場指導員ら約20人と島泰弘署長らが出席。宇恵会長は「地域も警察や青少年センターを側面から応援したいと導入を決めました」と話していた。

 同車両でのパトロールは、月2回金曜日に実施し、夏休みや冬休みの時期は月3回に増やす。通学路のパトロール活動の他、非行少年や危険箇所を発見した際の同署への情報提供などを行う。車両は中古車を購入して、下部を黒色にラッピングした。事業費は61万円。

 宇恵会長から、記念の大型キーを受け取り、一番乗りでパトロールに繰り出した中野BC㈱製造部部長の山本佳昭さん(46)は「運転しているこちらも、警察と同じカラーの車両で身が引き締まり、いつもと違う目線でパトロールができそうです」と話していた。

青パトの前で記念撮影した(左から)島署長、宇恵会長、山本さん

青パトの前で記念撮影した(左から)島署長、宇恵会長、山本さん