初の男女合同実施 県警が逮捕術指導者講習
警察官業務に必要な逮捕術などの指導者として、技術向上を図る、逮捕術指導者講習が20日、和歌山市木ノ本の警察学校道場で開かれ、術科指導者に指定されている警官が指導を受けた。女性警察官の増加に伴い、今回初めて男女合同での講習が実施された。
参加したのは、県内14署の代表や本部に所属し、剣道や柔道の有段者である24歳から43歳の男性警官18人と、24歳から48歳の女性警官6人。道場では、犯人が凶器を持って襲ってきたり、拳銃を奪いにきたりしたとの想定で、相手の動きに合わせた制圧までの動きを、繰り返し確認した。女性警官らも男性警官と同じメニューで、技術や指導方法を習得した。
講習を受けた術科指導者らは、各署に戻り、署員らの講習を行う際に指導などを行う。