夜空の大輪に歓声 第65回港まつり花火大会

和歌山市の夏の風物詩「第65回港まつり花火大会」(同実行委員会主催)が23日、和歌山港の中ふ頭で開かれ、約3万人(主催者発表)が大輪の花火に盛り上がった。

港の安全と発展を願い、市民の関心を喚起しようと毎年開催。近年は費用の問題で運営が厳しくなっているが、ことしは例年より1000発多い約4000発の花火が盛大に打ち上げられた。

開会に先立って、実行委員長の尾花正啓市長は「協賛企業や地元の皆さんのおかげで、ことしも開催することができた。大輪の花火を夏の思い出にしてほしい」とあいさつ。

会場中がカウントダウンを始め、300㍍沖合いの台船から、大輪の花火が次々と打ち上げられた。スマートフォンやカメラを構えた観客からは大きな歓声と拍手が沸いた。

大きな花火が港を彩った

大きな花火が港を彩った