W杯へラグビー魅力発信 スポーツ伝承館
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップを盛り上げようと、和歌山市本町、フォルテワジマ3階の「わかやまスポーツ伝承館」でラグビーフットボール展が開かれている。31日まで。
展示の目玉は、ラグビー強豪国・ニュージーランドのチーム「オールブラックス」の選手サイン入りボール。92年前の貴重なもので、メンバーの一人のマオリ族が漆で模様を描いたボールに、全メンバーのサインが入っている。
他に、高校生ラガーマンたち憧れの全国高校ラグビーフットボール大会の優勝旗(花園ラグビー場所蔵)や同大会県大会で過去5年間に優勝した和歌山工業高校や近大付属和歌山高校、熊野高校の優勝カップやトロフィーなどを陳列。昭和中期から現在までのスパイクとボールの変遷が分かる興味深い展示もある。
同館の江川哲二館長は「いろんな方のご厚意で集まった貴重な品ばかり。県内にも多くファンがいるラグビーの魅力を伝えたい」と話した。