衆院選の違反取締本部設置 県警と各署に

和歌山県警は29日、10月10日公示、22日投開票の第48回衆議院議員総選挙に向け、県警本部と県内の14警察署に選挙違反取締本部を設置した。

人員体制は県警本部が225人、各署が1321人。県警捜査二課によると、平成26年の前回衆院選では、買収での検挙が2件、文書違反に対する警告が1件あった。

和歌山市の県警本部では、午前10時に職員が対策本部の看板を同課入り口前に掲示。同課知能犯捜査指導室長の中峰恵也警視は「不偏不党と厳正公平を基本に、悪質な違反に対しては厳正に対処していく」と話していた。

捜査二課の入り口に看板を掲げる県警職員

捜査二課の入り口に看板を掲げる県警職員