よみかたりボランティア 基礎講座を開催

 絵本の読み聞かせ活動をする「おはなしボランティアきいちご」(中村有里代表)は21日と28日、和歌山県和歌山市三沢町の中央コミュニティセンターで「よみかたりボランティア基礎講座」を初めて開く。

 メンバーは「読書ボランティアや絵本に興味のある方、一緒に活動しませんか。おうちで子どもと楽しく読みたいという方も、どうぞご参加ください」と呼び掛けている。

 同団体は平成8年、県教委主催の「第1期図書館ボランティア養成講座」修了生によって発足。以来、県立図書館や和歌山市民図書館、保育園や特別支援学校などで「おはなし会」を開催。高校生向けのよみかたりボランティア養成講座の講師も務めている。

 現在は20代から80代まで女性22人が在籍。平成19年には、子どもの読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受けている。

 ボランティアの技術向上を目的に開く今回の講座では、同会メンバーが講師となり、絵本の選び方や読み方、演じ方について話す。読み語りの実習を交え、楽しい手遊びの方法なども紹介する。

 午前10時から午後3時まで。定員20人。受講料無料。原則両日参加。希望者は「おはなしきいちご」ホームページからメールで申し込む。