総額34億円超 台風21号の農林水産被害
和歌山県は10月の台風21号による県内農林水産業への被害の確定値を発表。被害額は前回(11月10日)の報告より6億7006万円増え、総額34億4564万5000円となった。
内訳は、農作物などが5億7736万円、畜産関係が1189万6000円、水産業関係が7億1972万3000円で前回と変わらず。農地・農業用施設は、紀の川市や海南市などで田畑の畦崩壊や冠水、ため池や水路の被害などが発生し、6億5900万円増の16億7300万円となった。
林業関係は、林道の路肩決壊や土石流などで1106万6000円増の4億6366万6000円だった。