事故防止へ啓発 冬の交通安全運動始まる
冬の全国交通安全運動が1日始まり、岩出市高塚の岩出署はパトカーや白バイなどの出発式を行った。30日までの運動期間中、子どもと高齢者の安全な通行確保や高齢運転者の事故防止、夕暮れ時と夜間の事故防止などを呼び掛ける。
出発式は同署と同市が共催で実施。署員や市交通安全推進協議会、市交通安全母の会のメンバーら約80人が参加した。 中芝正幸市長は「年末年始を控え、何かと忙しくなる時期。地域住民が楽しく過ごせるよう交通安全意識の向上を図り啓発を進めたい」とあいさつ。西川敏秋署長が「交通事故と犯罪の防止に向け、厳しい目で積極的に声を掛けていきたい」と述べた。
交通機動隊員や署員は西川署長らが見守る中、パトロールへ出発。その他の参加者は近くのスーパーマーケットで買い物客に反射材グッズを配布した。
同署によると、11月末現在の管内の人身交通事故は前年同期比21件減の329件。死者は同5件減の3人となっている。