上位目指し決意 冬季国体県選手団の壮行式

 25日から新潟県で開かれる第73回国民体育大会冬季大会のスキー競技会「にいがた妙高はね馬国体」に出場する和歌山県選手団の壮行式が13日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で開かれ、監督や選手が大会での健闘を誓った。

 競技会に臨む選手団は本部役員6人、監督3人、選手14人の計23人で構成。壮行式では選手団の紹介があり、県体育協会の宮下和己副会長が少年男子のジャイアントスラロームに出場する近大付属和歌山中学校3年の森下裕介選手(15)に団旗を授与した。

 宮下副会長は「環境は不利だが、それぞれの記録を目標に頑張ってほしい。和歌山から大きな声援を送りたい」とあいさつ。県立向陽高校合唱部がAKB48の「365日の紙飛行機」などを披露し、激励した。

 選手団を代表して成年女子の同種目(B)に出場する県立医科大学の松田真以子選手(25)が「送り出してくれる家族や仲間に感謝して県の代表としての誇りを胸に、それぞれの力を精いっぱい発揮して、一つでも上の順位を取れるよう頑張ります」と謝辞を述べた。

 スキー競技会は同県の妙高市で28日まで開かれる。

宮下副会長から団旗を受け取る森下選手

宮下副会長から団旗を受け取る森下選手