剣道全国大会で3位 県警が宮戸師範を表彰
和歌山県警察本部(宮沢忠孝本部長)はこのほど、同本部本部長室で術科大会出場成績優秀者として、警務部教養課の宮戸伸之剣道師範(56)を本部長表彰した。
宮戸師範は、4月15日に愛知県名古屋市の中村スポーツセンターで開催された第16回全日本選抜剣道八段優勝大会に出場し、3位に入賞。警察の威信を高めたことが表彰につながった。
全国で最高位である八段の資格を持つ人はおよそ700人で、全日本剣道連盟会長が委嘱する選考委員により選考された32人が出場した。
これまでに同大会に和歌山県から出場した選手は1人いるが、入賞したのは今回が初めての快挙となった。
宮戸師範は「率直にうれしい。念願がかなった出場だったので、一戦一戦集中して取り組んだ成果だと思う。指導する時でも自分が成長しなくては駄目なので、訓練に励みながら良い警察官を育てるために、これからも努めたい」と気を引き締めた。
宮戸師範は指導者として23年務め、47歳の時に八段を取得し、54歳の時に師範となった。