アーチェリーW杯で銀 古川選手ら祝勝会

4月から5月にかけて行われた、アーチェリーのワールドカップで団体銀メダルを獲得した男子団体日本代表の古川高晴選手(33、近畿大学職員)と倉矢知明選手(21、貴志川高校出身、同大4年)の祝勝会が9日、和歌山県岩出市宮のホテルいとうで開かれ、約60人が両選手の活躍を祝った。
両選手は4月23日から29日にかけて上海、5月21日にトルコのアンタルヤで開かれたワールドカップに出場し、両大会で銀メダルを獲得した。8月22日から28日にかけてインドネシアで開かれる「第18回アジア競技大会」に出場する。
県アーチェリー協会副会長の山下直也県議は「和歌山にゆかりのある2人が活躍してくれてうれしい。これからも協会を挙げて応援していく」とあいさつ。古川選手は「2大会連続で銀メダルを取るのは初めてで、だんだん実力がついていきたと感じている。アジア大会に向けて弾みがつく結果」、倉矢選手は「アジア大会では(王者の)韓国チームに勝って1番になりたい」と意気込みを話していた。
会では、同協会監事の川畑哲哉県議の発声で乾杯した後、ワールドカップの試合の様子がDVDで上映され、両選手に同協会の関係者から激励金と花束が贈られた。

祝勝会で笑顔を見せる古川選手㊧と倉矢選手

祝勝会で笑顔を見せる古川選手㊧と倉矢選手