おどるんや開幕 台風一過の青空の下で熱く
NPO紀州お祭りプロジェクト(西平都紀子会長)が主催する「おどるんや~第15回紀州よさこい祭り~」が29日、和歌山市の和歌山マリーナシティで開幕し、台風一過の青空の下、踊り子の演舞に会場は大盛り上がりだった。
ことしは同日と8月4、5日の3日間で開催。「恋する夏はすぐそこ!」をキャッチコピーに87チーム、踊り子約3500人の参加を予定している。
マリーナシティの会場には、くろしおステージといこらパレードの二つの演舞場を設置。台風の影響で当初の予定より開始時間は遅れたが、いざ開幕すると会場は踊り子の熱気に包まれた。42チームのエントリーがあり、子どもから大人まで約2000人が踊った。
くろしおステージでは舞台前に客席が設けられ、いこらパレードではポルトヨーロッパと黒潮市場の間の通りを踊りながら進んだ。踊り子はそろいの法被などの衣装に身を包み、活気ある演舞を披露。扇子や鳴子を手にポーズを決めると、観衆からは大きな拍手が送られていた。
またJT大阪支社は特設ブースを設置し、清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」を実施。来園者に清掃道具を提供し、落ちているごみなどを回収した。
おどるんやは、4日にJR和歌山駅前やイオンモール和歌山など4会場、5日に和歌山城砂の丸広場特設ステージやけやき大通りなど5会場で演舞が行われる。出演チームなどの詳細はホームページ(http://www.kishu-yosakoi.jp)に掲載。