フラや宝探しで海を満喫 磯の浦砂浜まつり

 和歌山市の磯の浦海水浴場で5日、毎年恒例の「夏だ!砂浜まつり」が開かれ、宝探しやビンゴゲーム、ハワイアンフラなど多彩なイベントで海水浴客が夏の海を満喫した。

 磯の浦観光協会(有田勝彦会長)が主催し、地域交流や海岸清掃を目的に開かれ、ことしで16回目。磯の浦は近畿有数の人気サーフスポットであり、サーファーや夏休みを利用して訪れた家族連れらでにぎわった。

 特設ステージでは地元の女性フラ「西脇アロハフラワーズ」がダンスを披露。紀の国わかやま国体イメージソングの「明日へと」やフラの曲として有名な「月の夜は」など3曲を踊り、祭りの始まりを飾った。

 砂浜の漂着物を拾う「砂浜クリーン大作戦」には300人が参加し、海藻や流木を拾い集めた。午後からは毎年人気の宝探し大会が開かれ、ボディーボードやゲーム機などの豪華景品を目指して大人も子どもも砂浜を駆け回り、夕暮れまで盛り上がった。

 有田会長(79)は「磯の浦は皆さんの砂浜なので、きれいにして、気持ちよく泳いで、祭りも楽しんでくれたら」と話していた。

ハワイアンフラが夏の砂浜を盛り上げた

ハワイアンフラが夏の砂浜を盛り上げた