東ら初のアジア金 フェンシング女子団体
第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)は6日目の23日、フェンシングの女子フルーレ団体戦が行われ、県立和歌山北高校出身の東晟良選手(19)=日本体育大学1年=が出場した日本代表が初の金メダルを獲得した。
日本代表チームは東と宮脇花綸(21)、菊池小巻(21)、辻すみれ(18)の女子大学生4選手。
初戦の準々決勝でレバノンに勝ち、準決勝は5連覇中の韓国を45―36で破り、勢いに乗った。中国との決勝は最終第9ラウンドで決着がつかず、1本勝負の延長に突入。東選手が相手の突きを剣でかわして踏み込み、アジアの頂点をつかみ取る突きを決めた。
次に目指すは2年後の東京五輪での金メダル。自国開催での悲願達成へ、東選手らの夢は続く。