海外たすけあい 日赤県支部ら協力呼び掛け
紛争や自然災害、飢餓などで苦しむ世界の人々を支援する「NHK海外たすけあい」キャンペーン(1日~25日)に合わせて3日、NHKと共催する日本赤十字社和歌山県支部のメンバーらが和歌山市のJR和歌山駅前で利用者らに協力を呼び掛けた。
ことしで36回目の取り組み。期間中は県支部や県内にある55の奉仕団が募金の協力を呼び掛ける。
この日は県支部、同市の大新、宮北の各赤十字奉仕団の16人が、通勤や通学で駅を利用する人に「日赤奉仕団です。ご協力をお願いします」と呼び掛け、ポケットティッシュやリーフレットを配った。
昨年のキャンペーンでは全国から約7億円、県内からは約600万円の寄付金が寄せられたという。
今回集まった寄付金は、60の国と地域に配分される予定。県支部の髙瀨一郎事務局長は「500円で、ペットボトル10本分の安全な水を子どもたちに届けることができます。皆さまにご協力いただければ」と話していた。