和歌山愛の歌 20日にCD発売とコンサート

歌の力で和歌山を盛り上げようと活動している「わかやま歌の力の会」(松下秀二郎会長)が主催した「わかやまソングコンテスト2019&シンガー発掘オーディション」の優秀作品と優秀賞受賞シンガーによるCDが、20日に発売される。同日午後2時からは和歌山県和歌山市の県民文化会館小ホールで記念コンサートが開かれ、コンテストのグランプリは会場の観客投票で決定する。

昨年9月から11月まで県内5カ所でシンガー発掘オーディションを実施し、同時に和歌山をイメージできる楽曲と詞を募集。優秀作品は、楽曲部門が岩出市のChiyoさん・上保徹志さん夫妻の「星の動物園に行こう」、田辺・白浜を拠点に活動する音楽ユニット「夢の坂の旅人」のギター担当・吉田耕司さんの「古の道をたどれば」の2作品。作詞部門は、歌手の石川さゆりさんらに詞を提供しているかつらぎ町出身の作詞家・小島ひろ美さんの「大好きわかやま」、白浜町の元タクシー運転手・吉本猛さんの「思い出の紀州路」が選ばれた。

オーディションでは、和歌山市消防音楽隊所属の鎌田優美さん、有田市在住の介護職員で演歌からポップスまで幅広く歌う木下大知さん、熊野高校2年生で学校のクラブ活動でも歌を担当する清水若菜さんの3人が優秀賞に選ばれた。

CDには、優秀賞の3人と「夢の坂の旅人」が歌った楽曲・作詞両部門の優秀4作品を収録。歌詞カードとカラオケ付きで1000円。20日の記念コンサート「地方創生!歌謡コンサート」で販売を開始する。

コンサートは、第1部がコンテストとオーディションの結果発表、第2部が和歌山で活動する歌い手10人による和歌山の隠れ名曲ステージ、第3部が会場参加で楽しむ「みんなで歌おう!和歌山ソング」となっている。わかやま新報など後援。チケットは前売り2000円、当日2500円。

問い合わせは同会事務局(℡073・457・1011)。

和歌山の魅力がたっぷりのCD

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