プラネタリウム一新 3月2日こども科学館
和歌山市寄合町の市立こども科学館のプラネタリウムがリニューアルし、3月2日に再開する。(写真は和歌山市提供)
先代のプラネタリウム投影機「MS―10型」は同館が開館した1981年から37年間、県内唯一の常設プラネタリウムとして星空を映してきたが、老朽化に伴い昨年12月に引退。投影機と制御装置、座席を一新した。
新しく導入される主投影機はコニカミノルタプラネタリウム製のCosmo LeapΣ(コスモリープシグマ)。全国では3番目、近畿では初めての導入となる。本物に近い星空を再現し、星の色や天の川、星雲を双眼鏡でのぞいてもリアルな精度で投影。主投影機と連動した4Kデジタル投影機2台とともにドーム全体に投影する。
座席は122席で、観客全員が同じ方向を向く扇型の配置で、東西南北が把握しやすく星の動きが観察しやすくなっている。前列は移動席で車いす用のスペースも確保できる。
リニューアルオープンは3月2日午前9時半から。セレモニーは35分からで、10時から出席者のみの特別投影が行われる。通常投影は11時からで、午後1時、2時、3時半の一日4回投影する。