和市で17日に演奏会 米姉妹都市の青少年響
和歌山市の姉妹都市、アメリカのベイカースフィールド市から来県中の青少年交響楽団訪日団が15日、和歌山市役所の尾花正啓市長を訪問した。17日には市内の青少年との合同演奏会が予定されており、一行は市内での滞在の様子や演奏会を楽しみにしていることなどを話した。
両市は姉妹都市として58年にわたる交流があるが、青少年交響楽団が和歌山市に来るのは初めて。13~18歳の青少年と引率者の合わせて93人が13日から18日まで、市内で観光やホームステイなどを楽しんでいる。
市役所にはベイカースフィールド姉妹都市委員会のレジーナ・プライヤー副会長と和歌山委員会のデボラ・バデューゴ共同委員長、楽団メンバーら16人が訪問。レジーナ委員長は「ホストファミリーのもとで過ごした楽団員もとても喜んでいる。コンサートができることを楽しみにしています」と話し、楽団の写真入りの盾を尾花市長に贈った。
尾花市長は「和歌山城や和歌山ラーメンなど滞在中に和歌山を楽しんでもらいたい。演奏会が楽しみです」と歓迎し、来訪の記念に紀州漆器のグラスと紀州てまりを贈った。
一行はその後、城東中学校と伏虎義務教育学校の生徒と交流した。
合同演奏会は17日午後6時から、市民会館大ホールで開かれる。和歌山児童合唱団と市立和歌山高校吹奏楽部が共演する。入場無料。