自治功労者22人表彰 和歌山市制130年で
和歌山県和歌山市の自治会長や各種委員などを長年務め、自治行政の振興に貢献した人に対する「市自治功労章」の令和最初の贈呈式が5日、七番丁のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で行われ、新規受章者22人への表彰と、これまでの受章者の中でことし80歳、90歳、100歳を迎える96人への長寿記念品の贈呈が行われた。
自治功労章は毎年、開市記念日の7月5日に授与され、今回を含むこれまでの受章者は3220人に上る。
今回は1889年(明治22)の市誕生から130周年の節目に当たり、贈呈式では、明治・大正・昭和・平成の市の歩みを貴重な写真で振り返るスライドが上映された。
尾花正啓市長は「今日の市があるのは、歴史をつむいできた先人たちの功績はもとより、市の発展のため、市民の安全や福祉向上のため、多年にわたり献身的に取り組んでこられた皆さま方の英知とたゆまぬ努力のたまものであり、心から感謝する」と受章者をたたえ、代表者に表彰状と記念品を手渡した。
受章者を代表し、島本熊三郎さんは「私たちのこれまでの活動が、市の発展と住民福祉の向上に多少なりとも貢献できたと受け止め、これからもおのおのの経験を生かし、できる限りの努力を積み重ねていく」と感謝の言葉を述べた。
今回の新規受章者は次の皆さん。かっこ内は受章区分。長寿記念品を受けた皆さんは後日掲載。
【自治功労章】石井幸彦(自治会長)▽石本敏夫(同)▽井上直樹(市議会議員)▽打田親秀(自治会長)▽小川博嗣(寄付)▽川口義晴(交通指導員地区会長)▽小山雅弘(自治会長)▽櫻井敏雄(同)▽島本熊三郎(自治会長、地区社会福祉協議会長)▽杉若育雄(自治会長)▽杉若和典(同)▽須佐やよひ(民生委員児童委員)▽橋英夫(自治会長)▽永野裕久(市議会議員)▽丹羽直子(同)▽平野永悟(自治会長)▽廣田章(民生委員児童委員)▽松田隆(自治会長)▽松野榮(婦人防火クラブ隊長)▽南出一夫(自治会長、地域安全推進員会地区会長)▽森本由美子(固定資産評価審査委員会委員)▽湯淺利輝(自治会長)