感謝を込めて箸供養 和歌山市料理飲食業組合
使い終わった箸に感謝する「箸供養」が4日、和歌山県和歌山市元寺町北ノ丁の高野寺であった。
語呂合わせで「はし」になる8月4日に合わせ、同市料理飲食業組合(木下晴夫組合長)が2007年から毎年、実施している。
この日は組合員ら約20人が参加。市内の約30店舗の飲食店から使用済みの割り箸約1万5000本が集められ、阪口隆祥住職が読経する中、参加者は焼香をして手を合わせた。
同組合事務局長の中野誠司さんは「食べ物を口に運んでくれる箸は命の源であり、魂が宿っている。私たちはそれで商売をさせてもらっていることに、あらためて感謝したい」と話していた。