市の魅力を学ぼう 田中小児童かきぷるに質問

 和歌山県紀の川市打田の市立田中小学校の6年生4人は10日、総合学習の一環で市役所を訪問。市観光協会キャラクター「紀の川ぷるぷる娘」の「かきぷる」にインタビューした。

 児童たちは「市のよいところを紹介しよう」をテーマに、自然やフルーツ、祭り、神社仏閣など八つのテーマを班別で学習している。

 今回インタビューしたのはキャラクターについて調べている佐野愛莉さん、日高礼矢奈さん、酒井美咲希さん、中山莉梨さんの4人。7月ごろに学習を開始し、疑問に思ったことをかきぷるに質問しようと楽しみに来庁した。

 市の特産品である柿をかたどったかきぷるを見ると子どもたちは大喜び。「キャラクターは他に何がありますか」「ゆるキャラの全国ランキングは何位ですか」「学校に来てくれますか」などと質問をぶつけた。

 かきぷるが身振り手振りで質問に応じ、市観光振興課の北野陽主事が代わりに回答。ハッサクの「さくぷる」やキウイの「きうぷる」、イチジクの「じくぷる」、イチゴの「いちごっぷる」、モモの「ももぷる」の6姉妹で活動していることなどを伝えた。

 インタビューが終わると児童たちはかきぷると記念撮影。なかなか会えないかきぷるに大興奮だった。

 酒井さん(12)は「かきぷるの目がかわいい。会えて良かったしキャラクターについての勉強になりました」と笑顔だった。

 北野主事は「これを機会に市の魅力をもっと知ってもらえればうれしい」と話した。

児童も、かぶりものをして「かきぷる」に質問