福祉サービス充実へ 生保県協会が車両を寄贈

一般社団法人生命保険協会和歌山県協会(関戸正浩会長)は5日、社会福祉法人和歌山市社会福祉協議会(森田昌伸会長)に福祉巡回車1台を寄贈した。

同協会が加盟する18社の職員による「わかやま生命保険協会たすけあい募金」の一部を財源としたもので、県社協を通じて同協議会に贈られた。同市への車両寄贈は今回が初めて。県内の社協へ1992年から始まった寄贈累計台数は38台となった。

5日に同市手平の和歌山ビッグ愛で寄贈式があり、生保県協会の関戸会長から目録を受け取った市社会福祉協議会の宮本佳子副会長は「地域福祉の向上を目指し、在宅介護サービスなど、これからの活動に役立てていきたい」と感謝した。

関戸会長は「この車両が地域の見守りネットワークの味方として、高齢者の健康管理や消費者被害の未然防止などに役立ち、安心できる地域社会づくりに少しでも貢献できるようになれば」と話した。

寄贈式後、同所北玄関前で車両の引き渡しが行われた。

寄贈された車両の前で関戸会長㊨と宮本副会長

寄贈された車両の前で関戸会長㊨と宮本副会長