JR橋本駅員がコロナ陽性 感染看護師の夫

和歌山県は27日、和歌山市在住の50代会社員男性が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。男性はJR西日本の社員で橋本駅の係員。県内の感染者は累計59人。

男性は26日に感染が発表された同市在住の50代女性看護師の夫。自動車で通勤していた。26日に濃厚接触者として検体を採取し陽性が判明した。症状はなく、県内の医療機関に入院している。男性は駅で窓口や改札の補助業務などを担当。今月23~25日は出勤していた。

仁坂吉伸知事は県内の感染状況について「3月に比べると県も感染リスクが結構あると思わざるを得ない。どこでどううつるか分からない」と述べ、県民に対し引き続き不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けた。

県内では、すでに29人が退院し、うち17人が社会復帰、12人が健康観察中となっている。