飲食店に支援の輪 未来チケット31日まで受付

新型コロナウイルスの影響に苦しむ和歌山の飲食店を応援しようと、「未来チケットわかやま」プロジェクトを通じ支援の輪が広がっている。外出自粛などで、外食を控えている利用者らが、飲食したつもりで寄付し、飲食店が、近い将来使える食事券を届ける同プロジェクト。4月28日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で支援の受け付けを始め、これまでに474人が支援し、483万8300円が集まっている(5月21日現在)。

発起人代表の㈱信濃路、西平都紀子社長は「ご支援いただき本当にありがとうございます。たくさんの店を知ってもらういい機会にもなりうれしく思っています。引き続きご支援よろしくお願い致します」と感謝。「各店舗がスタッフ一同心を一つにし、新たな気持ちでお客さまをお待ちしております」と、収束後の来店を呼び掛けている。

サイトでは、31日まで支援を受け付け中。和歌山市内の飲食店約80店舗が掲載されており、支援者は応援したい店を選び、3000円(3300円分の食事券付き)、5000円(5500円分の食事券付き)、1万円(1万1000円分の食事券付き)の3パターンから寄付の形を選べる他、食事券なしで寄付のみの参加もできる。6月下旬をめどに、店から支援者に食事券が届き、11月末まで自分が選んだ店舗で利用できる(利用期限は、延長の場合や店舗ごとの対応あり)。

 

クラウドファンディングによる支援の輪が広がっている