県内観光でリフレッシュ ロカルわかやま

和歌山のまとめ情報サイト「ロカルわかやま」は今月から、観光コンテンツの充実に力を入れている。「がんばろう、和歌山。」をテーマに、新型コロナウイルス感染症で打撃を受けた観光事業者を支援し、県民の元気につなげようと、県の観光キャンペーンとも連動しながら、タイムリーな情報を随時アップロードしている。

運営会社の㈱リビングリレーションズによると、ロカルわかやまは、グルメや観光、レジャーなどさまざまな地域情報を配信しており、月間ページビューは最大で100万以上、SNSのフォロワーは2万4000人を超える。ユーザーの約9割は40代以下の若い世代であり、約4割は県内ユーザーが占めている。

これまでに発信している観光コンテンツは、「一度は行ってみたい!和歌山県が誇る絶景スポット7選」「和歌山のウォーターアクティビティ4選」「移民と和歌山。歴史と異国を感じるスポット」「充実した設備でワンちゃん大満足! 家族と一緒に最高の体験ができる施設」などがあり、市町村ごとに魅力を紹介する「和歌山でぶらぶら」シリーズなどが継続中。

県は、県内観光業の回復を目指す「蘇(よみがえ)りの地、わかやま」キャンペーンを実施し、8日からは、県民の旅行代金を最大1万円補助する「わかやまリフレッシュプラン」を開始。こうした取り組みと連動し、ロカルわかやまは今後、観光特設サイトの設置なども予定している。

同社は「和歌山の皆さまの元気が少しでも蘇ることを願い、各地に行ってみたくなる情報を発信します。この夏は県内各地に出掛けて、心と体をリフレッシュしてください」と話し、サイトの活用を呼び掛けている。

行ってみたくなる県内の観光情報が充実

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