和歌山県内のほぼ全高校で卒業式

 県内ほぼ全ての高校で1日、 卒業式が行われた。 来年度県立和歌山北高校(同市市小路)と統合する県立和歌山西高校(同市西庄、 樫葉直校長)は現校舎で最後の式となり、 120人が慣れ親しんだ母校を巣立った。

 式では、 卒業生を代表して古田公紀君が証書を受け取った。 答辞では惣木麻華さんが涙ながらに3年間を振り返り、 支え合った友人や励ましを受けた教職員らに感謝を述べ、 「災害の復興途中にある日本社会において、 私たちが中心となり一人ひとりが何をすべきか考えて行動しなければならない」と力強く誓った。

 本年度は県内の県立高校で7443人が卒業する。