新規2人が陽性 県内感染者は累計240人
和歌山県は27日、岩出保健所管内の60代自営業男性、和歌山市の20代会社員男性の2人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。一日に複数人の感染者が判明するのは8月29日以来、29日ぶり。県内の感染者は累計240人で、入院中の患者は4人となっている。
県福祉保健部の野㞍孝子技監らが記者会見した。
60代男性は、23日から咽頭痛やせきなどを発症。18日に仕事で沖縄県に行った際、知人と30分程度車に同乗し、飲食を共にしており、この知人が陽性との連絡を受け、男性は保健所に相談し、検査で陽性と分かった。
20代男性は大阪市内に勤務しており、18日に車に同乗し、一緒に飲食をした同僚が陽性だと25日に分かり、濃厚接触者としての検査で感染が判明した。同日には発熱とせきの症状が出ていた。
県は2人と接触があった家族や友人らを検査している。