御坊管内で4人陽性 県内感染累計259人
和歌山県は20日、御坊保健所管内で20~50代の4人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染者は累計259人、入院中の患者は11人となった。
県福祉保健部の野㞍孝子技監らが記者会見した。
4人のうち、50代男性会社員と20代男性会社員は同居の親子で、父親は15日から発熱など、息子は17日から全身倦怠感などの症状があり、いずれも19日に医療機関を受診し、検体を採取していた。
父親が勤務する同管内の企業の同僚に有症状者がおり、社内での感染の可能性があると見て、検査を進めている。
あとの2人は自営業の50代女性、40代男性の同居夫婦。妻は15日から、夫は17日から全身倦怠感や発熱などの症状があり、19日に医療機関を受診し、検体を採取していた。
2人とも県外への外出などはしていないが、大阪府内に住む子どもが10日に帰省し、その後、発熱や嗅覚障害などの症状が出たことが分かっており、感染経路を調べている。