紀の国文化祭まで1年 岩出市役所にボード
来年10月30日から11月21日まで県内で初めて開かれる「紀の国わかやま文化祭2021」までちょうど1年となった30日、岩出市役所(同市西野)の正面玄関にカウントダウンボードが設置された。
大会のキャッチフレーズは「山青し 海青し 文化は輝く」。全国から募集した出演者や作品の公演・展示をする「分野別交流事業」、世界遺産や食文化など文化資源を活用し和歌山の魅力を発信する「地域文化発信事業」、障害のある人の活動成果の発表や交流の場「障害者交流事業」などが行われる。
同市では分野別交流事業として、来年11月13日に同市根来の旧県議会議事堂で、いわで「現代詩の祭典」、14日には同議事堂で、いわで「俳句の祭典」を開く。
また地域文化発信事業として、「和歌山の文化の今昔~熊野古道と近代建築~」、「岩出市文化祭」、「ふるさと和歌山とニュージーランドマーオリ族の伝統文化を探ろう」を実施する。
設置されたカウントダウンボードは縦0・9㍍、横1・8㍍。県のPRキャラクター「きいちゃん」とともに市のイメージキャラクター「そうへぃちゃん」もデザインされている。
生涯学習課の佐谷博課長は「より多くの人に関心を持ってもらうためにボードを設置した。盛り上げていければ」と話している。