愛の物資届ける 県更生保護女性連盟

刑事施設で受刑中の人や更生保護施設で生活している人たちに、少しでも心豊かに年末年始を過ごしてもらおうと、和歌山県更生保護女性連盟は8日、県内の施設や団体など10カ所と個人に生活用品など「愛の物資」を贈り、和歌山市二番丁の和歌山地方合同庁舎で贈呈式を行った。

1980年から毎年行っている。今回は衣料品、書籍、タオル、洗剤、寄付金などが刑務所や更生保護施設などに贈られた。

同連盟の坂田悦子会長は「コロナ禍によりかつてない厳しい状況だが、こういう状況だからこそ真心を込めた活動が重要。使ってくださる方の心を温める、癒やしになるよう使っていただけたら」とあいさつし、各施設の関係者一人ひとりに目録を手渡した。

和歌山刑務所の赤間ひろみ所長は「本当にありがたい。受刑者には更生の力にしてほしい」と話していた。

坂田会長㊨から目録が手渡された

坂田会長㊨から目録が手渡された