感染拡大防止へ連携 宮内農水副大臣が来和
和歌山県内で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、宮内秀樹農林水産副大臣が10日来県し、県庁で仁坂吉伸知事と会談した。
会談で仁坂知事は県の対応を説明。宮内副大臣は「早速対応をとっていただき大変ありがたく思っている。初動対策で(発生農場を)この1カ所で封じていただきたい」とさらなる感染拡大の防止を求めた。
その後の会見で、宮内副大臣は高病原性鳥インフルエンザの発生例がことしは例年より多いことにふれ、「大変危機感を持っている」と言及。「国と県が連携し、関係者が力を合わせて感染が広がらないように対策をとっていきたい」と述べた。仁坂知事は風評被害の懸念にふれ、「売られている卵や鳥から感染することはありえない。安心して買っていただきたい」と呼び掛けた。