初の共通テスト始まる 県内で3400人が志願
大学入試センター試験に代わる初めての「大学入学共通テスト」が16日、全国各地で始まり、和歌山県内では和歌山市と紀の川市の4会場で試験が行われた。
県内の志願者は約3400人。会場は和歌山大学、近畿大学生物理工学部、県立向陽高校、県立桐蔭高校。2日間の日程で、16日は地理歴史・公民、国語、外国語(英語のリスニングを含む)の試験が行われた。17日は理科と数学の試験がある。
和歌山市栄谷の和歌山大学では、朝から緊張した面持ちの受験生が次々と会場入り。試験開始の直前まで熱心に参考書やノートを確認する姿が見られた。大学は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各教室の前にアルコール消毒液を設置し、休憩時間に窓を開けて換気を行うなどの対策を行った。昼食は持参とし、自分の席で指定された時間に食べるよう求めた。