岩出市議選14人決まる 市制初の無投票
任期満了に伴う岩出市議選(定数14)が24日に告示され、現職12人と新人2人の14人が立候補し、無投票での当選が決まった。2006年4月の市制施行以来、市議選の無投票は初めて。当選者の党派別内訳は、無所属9人、公明3人、共産2人。今回から定数が16から2削減された。
立候補者の届け出は同日午前8時半から岩出市役所で行われた。集まった関係者は届け出順を定めるくじ引きや手続き、出陣式をして市街を選挙カーで駆け回った。
届け出は午後5時に締め切られ、定数と同じ14人にとどまり無投票当選が決まった。初当選は尾和正之氏(48)=無所属=と大上正春氏(60)=公明=。最多当選(岩出町時代を含む)は9回目となった増田浩二氏(64)=共産=。
4回目の当選となった福山晴美氏(69)=無所属=の事務所(同市高瀬)では、新型コロナ対策のため関係者のみで祝福。福山氏は花束を受け取り「明るい岩出にしていきたい」と意気込んだ。