健康増進へ協定 紀美野町と明治安田生命
明治安田生命保険相互会社和歌山支社(和歌山県和歌山市六番丁、松尾洋支社長)は2日、紀美野町と「健康増進に関する連携協定」を結んだ。両者が緊密な相互連携と協働による活動を推進し、地域のニーズに迅速かつ適切に対応。町民の健康増進や町民サービス向上を図る。
同協定の締結により、同町が進める健康増進分野に関する諸施策に、同社が保険事業を通じて培った知見やノウハウを提供する。
また同社は、2020年4月から展開している「地元の元気プロジェクト」の一環として、市内営業網や全国規模のネットワーク(1000超の拠点と4万人超の従業員)、および関係各方面との広範な連携を活用して、同町と共に地域社会の健康増進に取り組んでいく。
同協定書の主な連携事項は、がん対策に関すること、その他、健康増進に関することとなっている。同町が推進する健康づくり、生活習慣病予防、がん対策に関する取り組みと同社の「みんなの健活プロジェクト」とのコラボレーションによる地域の健康増進やサービス向上を推進していく。
同日、紀美野町役場で行われた締結式で、寺本光嘉町長と松尾支社長が協定書に署名した。
寺本町長は高齢化率が高い同町の取り組みについて「ふれあい公園内のパークゴルフ場を利用するなど、高齢者が運動することで健康保険料の抑制につながっている。今回を機に健康増進についてタイアップしていきたい」と協力を呼び掛けた。
松尾支社長は「健康づくりのため、町民の皆さんが元気になることを支援していきたい」と話していた。